おはようございます。社会保険労務士の小川です。
今年も残すところ実質的にあと2週間になりましたね。週末には3連休も控えてますのでやるべきことの優先順位を付けてメリハリを意識して行きたいです。
さて、介護業界の慢性的な人材不足は大手、中小関係ないのが現状です。
人員基準を直雇用(常勤やパート、アルバイト)で満たすことの出来ない施設は派遣職員で充当しているケースは多いと思います。
しかしながら、常習的に派遣職員に依存することは以下のようなデメリットがあることを認識しておく必要があります。
・スタッフの質の担保が怪しい
派遣職員の中には確かに質の高い人もおられますが、中には「なんでこんな人を派遣してきたの?」と言うようなケースもありますよね。
低スキルの職員のフォローは常勤職員に押し付けられることになります。「人員不足のままの方がよほど良かった」という結果にもなりかねませんね。
・人件費のコストが高い
派遣職員の時給は常勤職員よりも高いなんてケースもあるようです。
しかも、これに派遣会社へのマージンが上乗せされるわけですからコストは馬鹿に出来ないですよね。
この内情を知ったら、常勤の職員さんの不満が高まり、モチベーションを下げることは言うまでもありません。
・長期的な視野での人材育成が出来ない
これが一番の問題かも知れません。
派遣職員に教育を施しても、いつかは辞めていく人材なわけです。
建設業のように繁閑の差が激しい業種とは異なり、介護のような需要が今後、恒常的に需要が増 大していく業種では若手の育成が急務だというのは異論がないと思います。
派遣職員のような流動的な人材に依存している状況は非常に危ういと思います。
派遣職員に頼る状況はゼロにするのは難しいにしても、直雇用の従業員さんを採用していく努力は怠ってはいけないということは認識していただけると嬉しいと思います。
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