介護施設で助成金申請する場合の注意点

おはようございます。社会保険労務士の小川です。昨日は風雨が強く、最寄りの駅に到着するまでにびしょびしょに濡れてしまいました…。風邪を引かないように注意しないといけませんね…。

さて、先日、ある介護施設の施設長さんからこんなご相談を受けました。

B施設長 「今まで従業員採用に使っていたキャリアアップ助成金だけど、平成31年度も運用は変わらないんだよね?」

小川 「そうですね…、基本的な点は変更ないのですが、一点だけ注意していただきたい点があります」

B施設長 「何ですか?」

小川 「正社員で募集をして、応募してきた方に『試用期間はアルバイト(パート)勤務でお願いできないかな?』と言った形で非正規雇用している従業員さんはいませんか?」

B施設長 「そういうケースはありますよ。社員採用して続くかどうか分からないしね…」

小川 「そのケースは平成31年からキャリアアップ助成金は受給できなくなるんですよ

B 「えー!そんなことホームページや申請書類に書いてあった?」

小川 「小さな文字で記載されてますからね。見落とす方も多いんでしょうね…」

小川 「同一名称の助成金でも支給額が増減したり、支給要件が厳格化されたりしてますから、注意が必要なんです。悪いことばかりではありませんよ。キャリアアップ助成金をはじめ、他の助成金も支給額が拡充されてますから、積極的に利用していきたいですね。」

B 「今年、うちの施設でどの助成金がもらえるか話を聞きたいんだけど」

小川 「資料をお持ちいたしますね」

助成金は予算の枠内で支給されるもので、枠がいっぱいになると年度途中でも受付を終了してしまいます。

国の助成金のほかに自治体独自の上乗せ助成金もありますから、小川事務所ではそれらも含め、ご申請いただけるお勧め助成金をご提案させていただいております。

「うちの施設ではどんな助成金が受け取れるのか先ずは話を聞きたい」という介護施設の事業主様、先ずはお問合せ下さい。

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